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図面の数え方|「枚」「部」「点」の違いと正しい使い分け

図面は建築や設計の現場で頻繁に使われる重要な資料ですが、数えるときの単位には複数の種類があります。
結論から言えば、図面は基本的に「枚」で数えますが、目的によって「部」や「点」など他の数え方を使うこともあります。以下の表で用途ごとの違いを確認しておきましょう。

数え方使用例備考
枚(まい)図面を1枚、2枚紙1枚ごとの単位、最も基本的
部(ぶ)図面一式を1部、2部一連の図面セットをまとめて数える
点(てん)図面1点、2点展示・作品・資料として扱う場合に使用
目次

図面の基本は「枚(まい)」

図面を1枚ずつ数える場合、最も一般的な単位が「枚」です。A3やA1などサイズにかかわらず、紙としての単位で「1枚」「2枚」と数えます。

例:

  • 「この設計には図面が10枚必要です」
  • 「図面を3枚コピーしてください」

書類や印刷物としての扱いでは「枚」が自然です。

一式で数えるなら「部(ぶ)」

複数枚にわたる図面をひとまとめにしたものを数える場合は、「部」を使います。建築現場や企業での提出時など、図面セットを単位として扱うシーンでよく使われます。

例:

  • 「この図面を5部用意してください」
  • 「設計図一式を2部提出しました」

一連の設計資料としてまとめて扱うときに便利な表現です。

資料・作品として扱うなら「点(てん)」

美術や資料展などで、図面を展示物や作品として扱う場合は「点」という数え方が使われます。資料やアーカイブとしての性格が強い場合に見られます。

例:

  • 「この展覧会には図面が3点展示されています」
  • 「図面資料として10点が収蔵されている」

少し専門的ですが、文化財や研究資料としての扱いでは適切な単位です。

まとめ

図面の数え方は、その扱い方によって使い分ける必要があります。

  • 単純に紙として数えるなら:「枚」
  • 図面セットをまとめて数えるなら:「部」
  • 資料や作品として扱うなら:「点」

正しく使い分けることで、意図が明確に伝わる表現になります。ビジネスや技術の現場でも、丁寧な言葉選びが信頼につながります。

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