「ウニ」の数え方は？「個」「匹」「杯」の違いや正しい使い方を解説

寿司ネタとしても人気の高い「ウニ」。そんなウニを数えるとき、「1個のウニ」「1匹のウニ」「1杯のウニ」など、いろいろな言い方を耳にします。では、どれが正しい数え方なのでしょうか？この記事では、ウニの代表的な数え方と、それぞれの使い分けについて詳しく解説します。

数え方	読み方	使用される場面・特徴
個	こ	基本的な単位。ウニの殻付き1体を数えるときに使う
匹	ひき	生きているウニを動物として捉える場合に使用
杯	はい	料理や寿司ネタとして盛り付けられた状態のウニに使う

結論：殻付きのウニは「個」、料理では「杯」が自然

ウニを数える際、殻付きの生ウニなら「個」が最も一般的です。たとえば「ウニを3個採取した」といった表現が自然です。一方で、寿司や料理で提供されるウニに対しては「1杯のウニ」という表現が使われ、これは小鉢や軍艦巻きの量を指す感覚に近いです。

「匹」はウニを生物として捉える場合に使われる

ウニは棘皮動物で、生き物として数える場合には「匹」も使用可能です。ただし、一般的にはあまり見かけない表現で、水族館や研究の現場など専門性の高い場面で使われることが多いでしょう。

「杯」は食材や提供形態を表すときに使う

料理としてのウニには「杯」という助数詞が使われます。これは、小鉢に盛った海産物や、「ウニ丼1杯」といった提供形式から来ています。回転寿司などでも「ウニ一杯」といった表現がされることがあります。

まとめ：「個」が基本、「杯」は食用時に適切

ウニの数え方は、基本的には「個」を使えば問題ありません。料理として提供される場面では「杯」が自然です。「匹」はやや専門的な表現なので、一般的な会話ではあまり使われません。状況に応じて適切な助数詞を使い分けましょう。