「株」は投資や経済の話題でよく登場しますが、正しく数える単位を知っていますか?
結論として、株式は通常「○株(かぶ)」と数えますが、企業単位では「社」、金融取引の単位では「単元」という言葉も使われます。
数え方 | 使用例 | 備考 |
---|---|---|
株 | 株を100株保有している | 株式そのものを数える標準的な単位 |
社 | 上場企業は3000社以上ある | 発行元の会社を数える場合 |
単元 | 単元未満株を買った | 取引上の最小購入単位(通常100株が1単元) |
銘柄 | 人気銘柄を5つピックアップ | 株式の種類や会社を区別するための呼び方 |
目次
株式そのものは「株」で数えるのが基本
株式を数える基本的な単位は「株」です。たとえば、1株、10株、100株といった具合に数えます。
証券会社の取引画面などでも、この「株」が最も一般的に使われます。
例:
- 「この銘柄を100株購入した」
- 「保有株数が1,000株に増えた」
会社を数えるときは「社」
株を発行している企業そのものを数えるときは「社」という単位を使います。
例:
- 「このポートフォリオには10社の株が含まれている」
- 「新興企業3社が上場した」
取引単位としての「単元」
株取引では、通常100株を1単元として売買するのが一般的です(例外あり)。
1株単位で取引可能な「単元未満株」などもあり、制度に関する理解も必要です。
例:
- 「この銘柄は1単元=100株です」
- 「単元未満株で1株だけ購入した」
銘柄は株式の種類や企業を指す表現
「銘柄」は数え方というより分類に近い言葉ですが、「5銘柄に分散投資した」などのように使われます。
まとめ
「株」はその対象や文脈によって複数の単位が使い分けられています。
- 株式そのもの →「○株」
- 企業として →「○社」
- 取引単位として →「○単元」
- 分類・対象として →「○銘柄」
正しい数え方を理解しておくと、投資初心者にも分かりやすく、より正確な情報のやり取りが可能になります。
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