門扉を数えるとき、「1枚?」「1対?」「1基?」と迷ったことはありませんか?
結論から言えば、門扉は構造や文脈に応じて「枚」「対」「基」といった異なる単位で数えられます。建築や日常会話など、用途ごとに適切な数え方を使い分けることが重要です。
数え方 | 使用例 | 備考 |
---|---|---|
枚 | 門扉を1枚交換した | 片方の扉を単体で数える場合 |
対 | 門扉を1対設置した | 両開きの扉をまとめて数える場合 |
基 | 門扉を1基工事した | 設備として全体を数えるとき(工事・設計など) |
目次
片側だけなら「枚」で数えるのが基本
門扉が左右で構成されている場合でも、片側だけの扉を指すときには「枚」が使われます。
たとえば、片方の門扉だけ交換したり補修したりするときに自然な数え方です。
例:
- 「左側の門扉を1枚交換した」
- 「腐食が進んでいたので1枚だけ修理した」
両開きの門扉は「対」で数える
門扉が左右2枚で1組になっている場合、全体をまとめて数えるときは「対(つい)」が適切です。
主に住宅や施設のエントランスでよく見られる形式です。
例:
- 「門扉を新しく1対設置した」
- 「アルミ製の門扉が2対並んでいた」
設備全体として数えるなら「基」
工事や設計の現場などで、門扉を建築設備の一部として数える場合は「基(き)」が用いられることもあります。
特に設置数や施工計画などの文書内で使われることが多いです。
例:
- 「自動門扉を1基追加」
- 「門扉工事:鋼製門扉1基」
まとめ
門扉の数え方は、その構造や使う場面によって異なります。以下を参考にしてください。
- 1枚だけなら「枚」
- 両開きなら「対」
- 設備単位なら「基」
建築現場や工事関係では「基」、日常会話や説明では「枚」「対」を正しく使い分けることで、誤解のない表現ができます。シーンに応じた適切な単位を選びましょう。
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